こんにちは。広報 吉田です。
6/2(金)に「米国VR最前線レポートセミナーと最新VRデモ」を行いました。当日は50名近くのお客様にお越しいただき、大いに盛り上がりました。本セミナーでは、2017/3/29 – 3/31にSilicon ValleyのSan Joseコンベンションセンターにて開催されたSVVRの現地レポートのほか、Paneo, inc.様によるアプリ「EmbodyMe」、株式会社デザインアーク様による未来のシェルフ「Transight」のご紹介などを行いました。
私自身、ARとVRはイメージすることができるのですが、MRのことはよく知りませんでした。どうやら、現実の空間と仮想空間を重ね合わせた状態を体験できるそう。例えば、異なる場所にいる者同士があたかも同じ空間で会議を行っているかのような体験ができる、遠隔会議がその一例とのことです。勉強になります・・・!
次はDCD後藤にバトンタッチし、「SVVR2017基調講演」に関する発表がありました。
今年3月にシリコンバレーで行われた「SVVR」には、代表の上平、堀江、後藤の3名で視察に行きました。こちらの内容については、私が説明するよりも、彼らのレポート記事を読んでいただいた方が分かりやすいかと思います!下記をご覧ください。
▶SVVRレポート記事はこちらから
https://www.daishinsha-cd.jp/blog/topic/svvr
お次は、「未来のコミュニケーションをVR で実現 EmbodyMe」と題して、Paneo, inc.の吉田様より発表がありました。
手の動きを読み取って、身体の動きを推定したり、顔の表情を読み取ってアバターに反映させることで、その場にいるかのような実在感を得ることができます。こちらの技術で作られたアバターを用いることで様々な展開が期待できるそうです。例として挙げていた、「実際に会わずに”合コン”や”お見合い”を行うこともできる」という話には驚きましたが、効率重視の現代人には浸透しそうな気もしました(笑)
▶EmbodyMeについての詳細はこちらから
続いては、株式会社デザインアークの小室様より、「Transight」についてのご紹介です。
Transightは、電気の通ったフレームとアプリケーションで構成され、用途に合わせて自由に組み換え可能なモジュラーシステムです。
フレームに電気を通わすことによって、家具としての機能を持ちながら家電やIoT機器と連動を可能にし、3Dホログラムでその商品をシェルフ上に投影、つまりディスプレイすることができるという、未来のシェルフです。ビジネスツール、店舗や商業施設で導入する際の展開についてお話しいただきました。
なおTransightに組み込まれている「3Dホログラム」映像の制作は堀江が行いました。あまり馴染みがないかもしれませんが、3Dホログラムとは、空間上に映像が浮かび上がる立体映像技術を指します。こちらは「建築・建材展」のデザインアーク様のブースでも展示されました。
▶Transightについての詳細はこちらから
https://www.designarc.co.jp/transight/
▶「建築・建材展」レポート記事はこちらから
https://www.daishinsha-cd.jp/blog/transight
その後、DCD上平より「医療分野でのVR 活用事例」の紹介がありました。
SVVRではセミナー全体の2割強、B2B領域の半分近くが医療・ヘルスケア分野に充てられるなど、VRやARの「ビジネス領域」は、これまでの実績や今後の可能性両面において、医療・ヘルスケア分野への期待が非常に高かったそうです。また、今回のセミナーのご来場者も医療関係のお仕事をされている方が多く、この分野での期待の高さを実感しました。
▶「医療分野でのVR 活用事例」に関するレポート記事はこちらから
https://www.daishinsha-cd.jp/blog/svvr2017_8
その他、「医療分野以外でのVR 活用事例」や「VR 最新技術、IoT 企業の紹介」も行いました。そして、講演の後は皆さまお待ちかねの「懇親会&VR体験」のお時間です!
VRを体験しようと、あちらこちらに長蛇の列です。
こちらは当社で制作した、マンション空間のVR体験スペースです。
皆さん、VRに夢中でビールには目もくれません(笑)
Transightに関心がある方も多くいらっしゃいました!
PSVRもご体験いただきました。
今回はセミナーとセットでVRをお楽しみいただきましたが、当社では常時VRの体験が可能となっております。
なお、今回の参加者へのアンケートでは
・医療分野など幅広い活用に驚いた(エンタメ分野しか知りませんでした)
・MRは顧客へのプレゼンテーションへ利用できそう
・様々なVR事例をご紹介頂いたので今後調べ、VRの開発/導入のヒントにしたい
など、今後のVRの導入に向け、前向きなご感想を多くいただきました。多くの方にご満足いただけたようなので、また近いうちにVRに関するイベントを行えればと考えております。
お忙しい中ご来場いただいた皆さん、ご登壇いただいたPaneo, inc.の吉田様、デザインアークの小室様、どうもありがとうございました!!