Works 事例紹介
展示会出展「ロボットテクノロジージャパン」
富山県滑川市に本社を置く産業機械メーカーである株式会社スギノマシン様。「切る・削る・洗う・磨く・砕く・解す」の6つの「超技術」で、あらゆる分野の製品を展開されています。世の中に必要とされるものを日本の一地域から世界に発信し、特定の分野においてグローバルNo.1を目指していきたい、という思いで、常に新しい取り組みに挑戦されています。
この度、産業用ロボットや自動化システムに特化した展示会「ロボットテクノロジージャパン」と、工作機械展示会「JIMTOF」の出展にあたって、展示会プロモーションを弊社で担当いたしました。
01「ロボットテクノロジージャパン」でのWEB ARを用いたブースデザイン
スギノマシン様としては異例の1小間での出展となったロボットテクノロジージャパン展。スペースの制約を逆手に取り、製品の実機展示を一切しないWEB ARコンテンツ活用のブースに仕上げました。
二次元コードを読み込むだけで、実際の製品をその場に表示させることが可能なアプリレスのWEB ARを制作。ロボットのアームの動きもアニメーションで再現し、狭小スペースでありながらも多くの人に足を止めていただくことができました。
来場者自身のスマートフォンで二次元コードを読み込んでもらうことで情報を持ち帰っていただき、製品検討に活用いただくなど、展示会後も幅広い展開を可能に。周辺ブースは実機展示が多い中、あえてWEB ARで表現することで独自性の高い訴求となり、スギノマシン様のブランドにフィットするブース出展を叶えることができました。
02スタイリッシュなブランドイメージを訴求した「JIMTOF 日本国際工作機械見本市」
33小間での出展となった「JIMTOF」。バリ取り加工やウォータージェットカッタ製品の実機展示、ロボット技術&デジタルツインの訴求展示、また、カーボンニュートラルなど環境配慮製品の展示を行いました。
バリ取り関連のコーナーにおいては、2023年オープン予定の「バリ取り研究所 DbLS Deburring Labo at SUGINO(以下、デバラボ)」のコンセプト訴求ができるよう、来場者からの相談を受け付けるカウンターを設けました。顧客の囲い込みを目的に広々と設けた相談スペースには、幅4mの大型LEDビジョンも設置。インパクトある動画の投影で集客し、統一されたデザインの二次元コード入り名刺もお渡しすることで、一貫した印象を形成。デバラボに対する期待値を醸成しました。
▼バリ取り研究所 DbLS DeBurring Labo at SUGINO 紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=LEtt0zKQBuI
また、ロボット技術&デジタルツインのコーナーでは、3Dシミュレーションソフト「fastSUITE edition2」を活用したオフラインシミュレーションとバーチャル試運転の実機展示を実施。上記のWEB ARも活用し、ロボットのラインナップも訴求。集客装置として3D Phantomも設置し、高いデジタル技術でソフトからハードまでトータル支援が可能であることが伝わるブースに仕上げました。
https://www.youtube.com/watch?v=_9_s4cyo4lM
カーボンニュートラルなど環境配慮製品のコーナーにおいては、WEB・カタログと連動させたブースデザインを展開しました。カーボンニュートラルの実現に向けた具体的な取り組み内容や、さらに進化する技術などをわかりやすく伝えられるサイトを制作。
配布カタログとブース装飾も統一デザインで整え、連動感のあるプロモーションを実現しました。サステナビリティを想起させる優しい色味の柔らかいデザインで、スギノマシン様らしさを保ちつつもより親しみやすく上品な訴求を叶えました。
03ご担当者様からのコメント
これまで、販促物制作やブランディングを担当する部門として、様々な外部パートナーとカタログ・広告・映像制作や、展示会を実施してきました。
DCDさんは、企業としての提案の幅広さと深さに加え、社員一人ひとりが個性的で対話を大切にされる丁寧な姿勢を持っておられる点が、とても魅力的です。
制作いただいたARは、現在でも主力な商品PRツールとしてWebサイトで公開するなど、活用しています。他にも、各種制作いただいた販促物は、商品ブランドのイメージを形づくる大きな要素として、とても役立っています。
相談した以上のことを気付かせ、教えてくださるパートナーです。今後は、マーケティングや企業価値向上に関するご相談もしていきたいと考えています。
担当範囲
空間デザイン・設計施工、コンテンツデザイン・実装
制作範囲
展示会、動画・カタログ・Web LP・WebAR・3D Phantomコンテンツ
製作期間
2022年5月〜11月
Project
実績
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