Works 事例紹介
社内報制作「樹海」
- 支援領域
山林経営から木材建材流通、人と地球環境にやさしい「木」を軸に、全国、世界各地で幅広く事業を展開している住友林業株式会社様。弊社は3ヶ月に1回発刊している、社内報「樹海」の制作を担当しております。
01社員に読まれる社内報へ
「樹海」の発刊目的は3つ。
①情報共有のツールとして経営の意図を社員に伝達し、かつ社員の声を経営に反映させる。
②グループ内相互コミュニケーションの活性化。
③業務上必要・有用な情報・知識の発信。
以上を通して、社内への経営方針・行動指針の浸透や、企業風土の醸成、社内コミュニケーションの活性化を目指しています。
社内報は事業活動が拡大化・多様化していく中で他事業の取り組みが知れるツールの一つとなり、重要な役割を担うため、社員に読まれるような、役に立つ誌面内容、デザインを心がけて制作しています。
02こだわっているポイント
毎号、社員に読まれる社内報を制作するため、こだわっていることは1つ。情報の伝え方や文字の読みやすさなど、細かいところまで社員目線に立ち確認することです。
キックオフ後、各コーナーの企画・取材は弊社の協力先ライターの方々と協業によって制作し、第三者目線から伝わりやすい誌面内容を意識。さらに、住友林業株式会社様の「樹海」編集部と外部協力先を含む弊社制作チームにて誌面の読み合わせを行い、間違っているところや違和感を感じるところを指摘し合い、全体のクオリティの底上げを実施しています。また、「樹海」編集部では定期的に社員約15000人へアンケートを行い、社員からの「樹海」に対する率直な意見を収集し、誌面内容の改善や既存コーナーのリニューアルを行っています。
そこで152号で実施したアンケートで人気のコーナー上位3つをご紹介いたします。
031位 特集
毎号異なるテーマに沿った情報を社員へ伝えるコーナー。
「テーマ例」
TOPの情報伝達
・2020年のスタートにあたって(149号)
・はじまる!新・中期経営計画2021(147号)
知識醸成
・今こそ「木」を使うべき理由(150号)
・ピンチをチャンスに!withコロナ時代の新しい挑戦(152号)
・秋を楽しみながら心と体をリフレッシュ(148号)
上記のように、TOPの意見を伝えるコーナーはもちろん、社員の横につながりを意識させるようなテーマや、モチベーション向上につながるテーマにて特集を実施。冊子の最初ということもありますが、「樹海」のコンテンツの中では一二を争う人気のコーナーとなっています。
042位 密着Times
住友林業グループから、一人の社員の出勤から退勤までの1日を密着し紹介。他部署の人の働き方や考え方などを読者へ伝えるコーナーです。
アンケートでは、他部署の働き方や意見が知りたいなどの要望が多いため、人気のコーナーの1つとなっています。
本人への1日密着とともに、仕事への思いや、上司や同僚・後輩からの声を掲載することで、読者に他部署と人をより知ってもらえるような工夫で誌面を構成しています。
053位 建築楽
世界や日本の様々な木造建築を取り上げるコーナー。
最先端の木造建築を施主・設計者の思いも含め、構造や地域性などを紹介し、建築や木が好きな方を中心に人気のコーナーとなっています。
毎号の候補選択から行っており、常に世界や日本で最先端の情報をお届けできるよう工夫して誌面を構成しています。
06経団連推薦社内報 雑誌・新聞型社内報部門/2年連続受賞(2019年奨励賞、2020年企画賞)
「樹海」は経団連推薦社内報 雑誌・新聞型社内報部門にて2019年に奨励賞、2020年に企画賞の受賞へと至りました。
デザイン、記事を含む誌面の安定感やクオリティの高さ、多角的なテーマから社員に必要な情報を提供している点などを講評していただきました。同時に課題点もありましたので、今後も読まれる社内報を目指し、講評・アンケートを踏まえ改善を目指していきます。
担当範囲
社内報制作全体ディレクション
制作範囲
社内報企画・制作
プロジェクト実施期間
2010年4月~2021年4月(現在も継続中)
Project
実績
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