Works

オフィスリニューアル「社員間の新たな協創を促すクリエイティブなオフィス」

(法人名:グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン株式会社)

治療薬の開発と製造を促進する技術とサービスを提供する世界的なプロバイダー企業、Cytiva様の東京・大阪オフィスのリニューアルをお手伝いさせていただきました。

     

   

01 背景・課題

     

グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン株式会社様は、GEヘルスケア社のライフサイエンス部門を前身とし、世界100カ国以上の研究機関を支える企業です。従業員数は7万人を超える世界的なヘルスケア企業の一員として、新たなオフィスには2つのことが求められていました。1つは「Cytiva」ブランドの浸透。もう1つは新型コロナウィルスの影響下のもと、新しいオフィスのニーズを満たした空間にリニューアルすることでした。

     

   

02 コンセプト

     

当時、Cytiva様は新型コロナウィルスの感染が拡大するなか、製薬機器を扱うメーカーとして、いち早く社員様の出社を制限。新しいオフィスは個人のためのスペースではなく、チームが仕事をするための場所として、ブレストなどコミュニケーションを活発化し、その効果を高める空間が求められていました。そこで弊社では在宅ワークができるなか、あえてオフィスに来る理由やオフィスに求める機能とは何なのか?を考え、コンセプト「社員間の新たな協創を促すクリエイティブなオフィスへ」に基づいたオフィスリニューアルをご提案。また、稼働していない場所を有効活用し、スペースを余すところなく使うことが提案のポイントになりました。

     

   

03 協創を促すコネクティングスペース

     

コネクティングスペースは、「共創のためのスペース」としてカジュアルに話せる雰囲気を意識。リラックスしてクリエイティブな打ち合せが行えるミーティングスペースや、密な打ち合せができるボックス型の空間。ちょっと一息を付くための場所に芝生調のタイルカーペットを採用するなど、リラックスムードでコミュニケーションが活発化する空間を目指しました。

     

   

04 通常のオフィス機能を持つワークスペース

     

個人の仕事に集中するための場所であるワークスペースは、コミュニケーションもとりやすいオープンな空間へ。周囲とのコミュニケーションをとりながら業務が可能です。そのほかにも、外光を感じられるスペースや業務に没頭できる半個室など、社員様一人ひとりが好きな環境を選んで働くことができます。

     

   

05 Cytivaブランドを統一するガイドラインに基づいた設計

     

全体のデザインは、「リ・ブランディング」という考え方のもと、ビジョンのパネルから会議室入口のフロストガラスまでCytiva様のガイドラインに沿って制作。前身のブランドカラーにとらわれることなく、Cytivaブランドへ。インテリアはもちろん、床面のカラーパターンにもこだわり、Cytivaらしさを追求しました。ご提案から完成まで約4カ月、限られた時間のなかでの取り組みでしたが、社員様からは「働きやすくなった」と聞いてます。

     

   

担当範囲

コンセプト開発/空間デザイン

制作範囲

オフィスリニューアル

製作期間

2020年9月〜12月

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