Works

安否確認サービス「安否の番人」
トータルプロモーション WEB・CM動画制作

限られた時間の中でも、柔軟な対応力と専門性で
クオリティの高いアウトプットを実現してくれました。

株式会社 日立産業制御ソリューションズ 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 産業情報本部 DX第二部 開発センタ センタ長 重田正俊様 (中央左)

株式会社大伸社コミュニケーションデザイン 大伸社コミュニケーションデザイン プロデューサー 近藤亮(左)
大伸社コミュニケーションデザイン クリエイティブディレクター 黒木進次(中央右)
大伸社コミュニケーションデザイン 映像ディレクター 高橋英介(右)

実施前(課題)
  • 安否確認サービス「安否の番人」(以下「安否の番人」)の露出が少なく、製品の認知拡大ができていない
プロセス(解決策)
  • リスティング広告を強化
  • 「安否の番人」についてより詳しく知ることができるLPを制作
  • 15秒のCM動画を制作、交通広告にて出稿
実施後(成果)
  • 広告出稿直後、指名検索数が2倍に
  • 「安否の番人」含め、商材の広告宣伝の重要さが社内にて浸透

大規模な自然災害が相次ぐ中、より需要が高まる安否確認サービス

日立産業制御ソリューションズ様が提供する、安否確認サービス「安否の番人」について教えてください。

重田様
「安否の番人」は、災害や緊急事態が発生した際に、社員や家族の安否を迅速かつ確実に把握し、被害拡大の抑止、事業継続・早期再開に向けてのサポートを行う、企業や団体向けの安否確認サービスです。運用して10年以上の実績を持っており、2011年の東日本大震災の際も安否確認やその後の復旧に伴う業務連絡の手段として活躍しました。もともとこのシステムは社内で使用するために開発されたものでしたが、自然災害の増加により安否確認の需要が高まったため、サービスとして展開することになりました。そこからバージョンアップを重ねて現在にいたります。

弊社では「安否の番人」に関わる施策としてリスティング広告から始まり、LPの制作やCM動画の制作をご支援させていただきました。それらを実施することになった背景を教えてください。

重田様
我々が所属している部署では、どのようなサービスを開発するかの計画から、実際の開発、そして販売までを担っています。そのため、製品の認知・契約のための露出活動が非常に重要です。当初は製品の認知を拡大させるための運用型広告のみを行っていましたが、より強化する目的で、製品ページとは別途、広告の遷移先LPの作成をお願いしました。その後、2024年の元旦に起こった能登地震の直後に問い合わせ数が増えたこともあり、世間的に重要度が非常に高まっていると感じ、広告宣伝活動の一環として今回CMの制作を大伸社コミュニケーションデザイン(以下DCD)さんに依頼しました。

初めてのCM動画制作も、DCDのリード力で安心して進められました

CM動画制作はコンペが実施されましたが、最終的にDCDを選定いただいた理由はなんでしょうか?

重田様
提案時にいただいた絵コンテは、選定においてとても重要なポイントでした。提案いただいた「つなぐバトン」案が最終検討の2案に残り、進め方など総合的な部分を加味してDCDに決定させていただきました。

黒木(DCD)
提案した際は、その場ですぐ重田様からフィードバックをいただけたのが印象的です。評価いただいた案については、すぐにブラッシュアップして追加提案をさせていただきました。

重田
内容の他にも、年度末までに出稿したいという思いがあったため、スケジュール感も重視していました。制約事項が多かった中で、DCDには柔軟な対応力と、懐の深さ、やり切るという気持ちを強く感じたことも決め手でしたね。

実際の制作においても同じような印象を持たれましたか?

重田様
そうですね。私自身は今まで動画の制作に携わったことがありませんでした。そのため進めるにあたって、どの時点で目に見えるものが上がってくるのか、修正はどのレベルで可能なのか、などわからないことも多くありました。ですが、そこはDCDでしっかりと段取りをたててリードしていただけたので心配せず進められました。短期間のスケジュールの中で、真摯に対応いただけたので、とても安心感がありましたね。

黒木(DCD)
ありがとうございます。短期間だからこそ、より体制なども含めてスムーズに進められるように意識はしていましたが、それ以外に、重田様の中に制作物の完成形についての明確なイメージがあったことも、順調に進められた要因だったと感じています。この動画制作だけでなく、LP制作などの際も、どんなものにしたいのかというイメージを具体的に持たれていて、それを軸にご意見をいただけたため、私たちも進めやすかったですね。

重田様
そこは私自身意識していた点でした。社外にアピールをしていくためのコンテンツ制作については部署の皆が素人でしたので、私がしっかりと決めた上で進めていこう、と考えていましたね。

高橋(DCD)
その明確なイメージがあったからこそ、我々が提出したものに対しても、即日で鋭く細かなフィードバックをいただけたのは非常に助かりました。スピード感を持ってやりとりができたので短期間の制作でもここまでクオリティの高いアウトプットになったと感じています。

近藤(DCD)
重田様は、他の案件をさせていただく中でもやりたいことのイメージや思いが明確にあるため、とても助かっています。
今回の動画制作では交通広告への出稿も行ったため、弊社側としては媒体の調整も意識していました。どの媒体に流すかを検討した段階で、すぐに重田様に共有・相談させていただいたことで、こちらもスピード感を持って進めることができました。

CM動画制作を通して感じた、DCDのプロとしての意識の高さ

制作を進める中で、印象的だったことはありますか?

高橋(DCD)
動画の中ではやはり、メインビジュアルとなっている、バトンをパスするシーンを作り上げる過程が印象的でした。15秒という短い時間の中で、人とのつながりやストーリーをどう表現するか。ストーリーに没入するにはとても短く難しいけれど、見終わった後にバトンをわたすシーンが印象的に感じられるように、少し前段を作ったりして見せ方に気をつけました。天候が不安定の中、キャストと撮影クルーとともに31テイクを重ねたこだわりのシーンです。

安否確認サービス 「安否の番人」 製品CM (15秒) 日立産業制御ソリューションズ

重田様
実際に撮影したものが編集されて、できたものを見た時は「さすがプロだな」と感じました。当初は15秒という尺にもっと色々要素を入れられるのではないか、と思っていましたが、出来上がったものを見ると、DCDに提案いただいた内容で進めてよかったと思いました。

高橋(DCD)
やはりバトンのシーンがメインとなるので、そこが引き立って見えるような流れ、要素は意識しましたし、ワンシーンに注力して作ってよかったなと感じます。

重田様
そのほかにもナレーション録りや編集、撮影の現場には初めて立ち会ったので新鮮でした。 撮影のスタッフもすごく多く、これだけの人々がいて一つの物が出来上がっていくんだということを実感できました。

広告宣伝活動への社内理解が深まった今、さらなる施策の推進も

出来上がったものに対しての評判や、それによってもたらされた出来事などはありましたか?

重田様
交通広告だったので、直接的な成果というものはなかなか追いにくかったのですが、出稿した後の3月は製品への問い合わせがぐんと伸びました。また、社内メンバーからは短期間で高いクオリティの動画をよく作りきったね、という声ももらいました。
ここからは、さらに刈り取りを行っていく必要があります。製品の露出を高めて人々の目にふれる、というところは実施でき、効果も出ているので、次は製品力で契約に結びつくかどうかですね。
また、間接的な効果ではありますが、事業部や社内において、広告宣伝活動の必要性が以前と比べて浸透してきていると感じています。「安否の番人」は特にプル型の拡販活動が必要なため、具体的にどう動くかまで考えていければと思います。

近藤(DCD)
今後は「安否の番人」の動画や、動画のビジュアルをLPに展開していくなど、幅広く展開していくことが重要になると思います。

黒木(DCD)
そうですね、プル型の営業において、LPの活用はとても重要です。集客ツールとして、動画もLPも有効なので今後どんどん展開できるとよいと思います。

今後計画されていることや、こうしていきたい、という思いはありますか?

重田様
今後は「安否の番人」だけでなく、他の商材にも活動を展開していきたいと思っています。
他の部署でもリスティング広告を実施していますので、商材や会社として横展開をさせていきたいですね。なのでDCDにはぜひ、そこに対する積極的な提案をお願いしたいと思っています。

黒木(DCD)
そうですよね。基本的にはプル型が重要なので、そこに貢献するものとしてWEB起点、動画起点のコンテンツなど、現在行っているリスティング広告と併せて提案させていただければと思います。

近藤(DCD)
今後はWEBの解析も重点的に取り組んでいく予定ですので、そういった具体的な数値も用いながら次につなげていければと思います。

黒木(DCD)
今後更なる認知拡大と、販売数の増加に向けて、ご支援をさせていただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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関連サイトはこちら
▼安否確認サービス「安否の番人」HP
https://info.hitachi-ics.co.jp/product/security/safety/
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担当範囲

リスティング広告、LP制作、動画制作

制作範囲

プロモーション戦略立案、デザイン、動画ディレクション

実施期間

2024年1月〜2024年3月

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