リスク対策を取り入れよう

プロマネ3つのポイントのふたつめ

今回は、プロマネスキルで抑えるべき３つのポイントでお伝えしたポイントのひとつである、リスクのリストアップについて詳しくご紹介します♪

「スコープ」・「スケジュール」・「コスト」に影響を与える「課題」が発生すると、たちまちプロジェクトはうまくいかなくなり、軌道修正するのには、かなりの時間と労力がかかることになります。

プロジェクトマネジメントにおいてはそれを防ぐために、プロジェクトに影響を与えるだろう困りごと（課題）を事前にリスクとして予測し、対策をしておくことが、「リスクのリストアップ」です。

対策によって困りごとが発生しなければ、スムーズにプロジェクト進行することができます。

しかし、実際「リスク対策」をとりいれようと思っても、プロジェクトスタート時には手いっぱいでなかなか時間を使えないし、なんだかよくわからない、、、、と感じてしまうのではないのでしょうか？

実はこの「リスク対策」、みなさんも日常、無意識的に行っていることが多いです。

例えばこの上司は独自のこだわりがあって、あとあと複雑になっていくんだよな、、、
それなら先によくヒアリングしておこう。

このクライアントは最終局面で大きな修正がはいる可能性が高い、、、
それなら納品前に１日余裕をもたせておこう。

みなさんも、上記のようなことを考えて日々業務を行っているのではないでしょうか？

そして、このようなことをプロジェクト関与メンバーみんなが意識することで、プロジェクトがスムーズに進む確率が高くなると思いませんか？

ですので、ひとつ前の記事で把握したステークホルダーの特性を踏まえて、みんなで気をつけるべきポイントをおさえよう、というような軽い気持ちでぜひリスクのリストアップも取り入れてみてください！

リスクのリストアップ方法は、具体例を交えて講義を聞くにて、約2分の動画でご紹介しております。お時間のある方はぜひご覧いただき、小さな規模からでもリスクのリストアップを実践してみてください。

リスクも可視化することでいままで気付かなかった、プロジェクトに影響を与える事柄が浮き彫りになるかと思います。