大伸社コミュニケーションデザインの田中です。最近、AIテクノロジーを駆使したGoogle Home、LINE Clova WAVE、Amazon Echo、Apple HomePodなどの製品が続々と発表されています。
また最近、去年発刊された本ですが
ケヴィン・ケリー(著)
「〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則」読んだことからも少し思うことがありました。
AIは情報の蓄積からなるテクノロジーだと考えられます。AI対応の製品を生み出しているのは、IT、ソフトウェア、ハードウェア、アプリなどの業界の企業が多いのは確かです。しかし、どの業界の企業も今まで蓄積した情報は持っているはずです。そう考えると、その情報をいかに今後に活かせるかがとても大切だと思いました。そのためには、まず情報を整理しなければなりません。そして、整理の仕方がとても重要だと感じます。情報には様々な類のものがあり、例えば、成功した事例はもちろんですが、逆に失敗した事例も情報の一つと考えられます。それも利用の仕方によれば今後に活かせるものに生まれ変わるのではないかと思います。
次に、整理した情報を組織として運用できるインフラを整えることが大切だと思います。
仕事はプロジェクトごとに、チームで動く、もしくは個人で動くことが多いかと思います。そのためプロジェクトで蓄積した情報をチーム、個人で保有することはあっても、組織で共有し、誰でも利用できるようなものになっていることは少ないように思います。
それが、もし組織でうまく利用できるなら、今後の仕事をスムーズに、より効率的に進めることができるのではないか。また想像の幅を広げることにも繋がるかもしれません。
これは、AIにおける核にあたる部分ではないかと思います。AIテクノロジーを駆使した製品のように、質問をすればすぐ答えが返ってくるようなことは、現状まだ難しいかもしれません。やり方はまだまだアナログですが、そのプロセスを真似ることはできるのではないでしょうか。なので、私も情報を整理することからはじめてみようと思います。