新型コロナウイルス感染症対策にともない、現在バーチャル展示会がオフライン展示会の代替案として、注目を浴び始めています。
自社でも取り入れていきたいと、プラットフォームを探している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのバーチャル展示会のプラットフォームを7つ、特徴とともに紹介します。
この記事を読むことで、自社に取り入れたいバーチャル展示会プラットフォームを絞り込むことが可能です。
おすすめを参考にしながら、満足のいくバーチャル展示会プラットフォームを探してみてください。
バーチャル展示会とは?
バーチャル展示会とは、オンライン上で行う展示会のことをいいます。
別名は、オンライン展示会・web展示会。
2020年、新型コロナウイルス感染症予防の対策として、バーチャル展示会を採用する企業が増加中です。
バーチャル展示会はただ、商品の映像を撮って展示するだけではありません。
映像・画像・特設サイトなどで、商品のプレゼンや講演会・セミナーなどの配信、名刺交換など商談で必要なことをできる機能が備わっています。
感染症対策をしながら従来の展示会のように交流できるため、注目度の高い方法といえるでしょう。
バーチャル展示会のメリットとデメリット
続いては、バーチャル展示会のメリット・デメリットを紹介します。
メリットを知っておけば、自社でバーチャル展示会を導入するときの判断材料になります。
またデメリットを知ることで、採用前からトラブルなどの対策を用意しておくことが可能です。
バーチャル展示会のメリット
バーチャル展示会を開催するメリットは、以下の3つです。
- 開催場所を選ばない
- 集客しやすい
- 費用を大幅にカットできる
オンライン上で開催するので、ネット環境があれば誰でも参加できます。
国内外どこに滞在していても参加できるため、集客しやすいこともポイントの1つ。
オフラインの展示会は、実際に足を運ぶ必要があるため、場所によっては参加に1日を取られることもあるかと思います。
そのため参加者は、多くの時間を取れないと来場しません。
結果的に、ビジネスチャンスを取り逃すこともあります。
バーチャル展示会はパソコンやスマートフォンを開くだけなので、来場者にとって参加のハードルが非常に低くなります。
また、オフラインの展示会は会場のレンタルなど膨大な経費が必要。
バーチャル展示会の場合は会場をおさえる必要がないため、レンタル費用など経費を大幅にカットできます。
費用面で展示会を開催できなかった企業も、オンライン上の展示会は開催しやすいです。
バーチャル展示会のデメリット
バーチャル展示会のデメリットは、以下2つです。
- 商品を実際に触ることができない
- 来場者に直接的な呼び込みができない
例えば実際に触って使う商品の場合、使い心地はとても重要になります。
オンライン上のやり取りの場合、感触を担当者の口頭説明やデータの提供などでカバーしなければなりません。
またバーチャル展示会の場合、目的のブースに直接アクセスする必要があります。
オフラインの展示会のように、呼び込みを受けてサービスを見に行くケースが起こりにくいことも。
ブースに呼び込むための、独自の宣伝方法やコンテンツ作りが必要です。
おすすめのバーチャル展示会のプラットフォーム7つ
ここからは、おすすめのバーチャル展示会プラットフォームを7つ紹介します。
特徴もあわせて紹介するので、比較しながら見てみましょう。
おすすめ1.V-MESSE
「VR-MESSE」は簡単・低コスト・スピーディを売りにしているバーチャル展示会プラットフォームです。
手軽に利用できるので、展示会に初出展する企業でも導入しやすいです。
ブース設計が多様
企業の宣伝したい商品にあわせてブース設定をすることができます。
例えば、
- 既存のショールームを再現する360°ブース
- 企業の要望に合わせてカスタマイズできるブース
などです。
納期や費用にあわせてプランを提案してくれるので、無理なく自社のブースを作ることが可能です。
手軽に利用できる
今までのバーチャル展示会は、セミナーの形式や商談機能の活用など、自分たちで決めることが多数ありました。
V-MESSEの場合トータルで支援してくれます。
コンテンツの企画・撮影はもちろん、ウェビナーのスタジオ手配や配布資料の作成まで任せることができます。
バーチャル展示会を開催したことがない企業でも、手軽に始めやすいプラットフォームです。
チャット機能やアンケート機能が充実
来場者とコミュニケーションが円滑に取れるよう、チャット機能やアンケート機能が充実しています。
チャット機能は会場ごとに設定が可能。
定型文の登録など、担当者と直接スムーズにやり取りができるようになっています。
また、アンケートは開催前から実施することもできます。
あらかじめ来場予定者のリアルな声を聞くことで、当日のプレゼンに活かすことができるでしょう。
おすすめ2.そのまま展示会
「そのまま展示会」は、7月21日にサービスの受付が始まったバーチャル展示会プラットフォーム。
リアルさを追求した作りが話題を呼んでいます。
VR技術を活用した展示会
そのまま展示会はVRを利用したプラットフォーム作りが特徴です。
通常の展示会プラットフォームの場合、リストから展示会場にアクセスします。
そのため、直接的なアプローチが難しい状態でした。
しかし、そのまま展示会は会場内の空間まで再現しています。
実際に展示会場内をアバターを通して見ることができるため、直接的な呼び込みができるようになっています。
どのデバイスでもアクセスが可能
そのまま展示会はMACやWindowsからのアクセスはもちろん、Oculus Riftにも対応しています。
ちなみにOculus Riftとは、PCに接続してVRを楽しむことができるヘッドセット型のディスプレイのこと。
デバイスの対応幅が広がることで、来場者の参加のハードルが下がる効果があります。
今後は、VRデバイスやスマートフォンからのアクセスも可能になる予定。
より手軽に、そしてリアリティのある展示会が開催できるでしょう。
おすすめ3.EventHubオンライン
「EventHub」とは、イベント主催者と参加企業のコミュニケーションを大切にしているプラットフォーム。
コミュニケーションを密に取っていく機能が満載です。
開催前のコミュニケーションが取れる
開催前から、来場者とコミュニケーションが取れる機能が搭載されています。
コミュニケーションと言っても1対1のものではありません。
登録してもらった来場者に対し、展示会の案内やサービス紹介を一斉メールで告知するシステムです。
開催前にアピールすることで、ブースへの興味・関心を高めることができます。
また画面から一括管理できるため、手間がかかりません。
マッチング機能を搭載
来場者や出展社の情報をもとに、最適な企業をEventHubオンライン側から提案してもらうことが可能です。
自動的におすすめを教えてもらえるので、自分で探す手間を省けます。
結果、満足度の高いバーチャル展示会を開催することが可能に。
会いたい人に会えるプラットフォームとして人気が高いです。
外部サービスと連携できる
外部サービスと連携することで、来場者のデータや行動パターンを解析できます。
解析結果は、自社のマーケティングに活かすことが可能です。
来場者のデータや行動パターンは自動で取り込みができます。
マーケティング自動化ツールや営業支援ツールを使用している場合、データを打ち込む必要はありません。
コストや時間の大幅カットにつながります。
おすすめ4.Virtual Event
「Virtual Event」は、コストも手間も最小限にするプラットフォームです。
開催実績も豊富かつサポート範囲が広いため、初めて使う方におすすめ。
設置から運営まですべて任せることができる
企画からブースの制作まで、経験豊富なスタッフに担当してもらえます。
また、開催するための費用や納期もしっかりヒアリングしてくれます。
限られた予算・納期がある企業でも、自社に合わせた会場設営を提案してもらうことが可能です。
実績も多数あるので、安心して依頼できるでしょう。
次回企画に活かせるようにサポートしてもらえる
Virtual Eventはバーチャル展示会を開催して終了ではありません。
クロス集計を使って、どんな職種・役職の方がブースに来てくれたのかデータを解析してくれます。
そのため、次回の展示会のターゲットを絞り込みやすくなります。
展示会ごとに質が良くなるシステムが整っています。
また、どんどん展示会の質を上げることで来場者からの評判も良くなるため、出展社の数も増加します。
来場者にサービスを知ってもらう機会が増え、契約率も増加しやすくなるでしょう。
おすすめ5.Virtual Experience
「Virtual Experience」はバーチャル展示会だけでなく、学術会議やコンベンションも手掛けているプラットフォーム。
それぞれの企業のニーズにあわせたリアルタイムなサポートが魅力です。
初心者でも簡単なデザインテンプレート
今までのバーチャル展示会では、どこに何を展示するか、すべて開催側の企業が決めなければいけませんでした。
Virtual Experienceの場合、テンプレートに当てはめれば、すぐに展示会を開催することが可能です。
デザインはテンプレートを使うためシンプル。
シンプルなぶん、来場者にストレートに伝わるブース作りが可能になるのです。
プレゼンのサポート機能あり
プレゼンのサポート体制もしっかり整っています。
企画・運営についてのサポートはもちろん、スタジオ・グリーンバックなど機材の用意もしてくれます。
プレゼン経験がない場合でも、Virtual Experienceは10年以上積み上げたノウハウを駆使して、成功させることが可能です。
おすすめ6.ショウダンデス
「ショウダンデス」は、VR対応のバーチャル展示会を気軽に開催できるプラットフォームです。
展示会の他、会社説明会やカンファレンス、社内イベントなどにも活用されています。
2年間の配信実績とノウハウが豊富
提供元のXRエンターテインメントは、VTuberを中心に配信してきました。
配信の2年間のノウハウをつめ込んだのがショウダンデスです。
1:1や大規模イベントにも対応できるので、さまざまなバーチャル展示会の規模に柔軟に対応してくれます。
細かくプランが分かれているので選びやすい
ショウダンデスのプランは4つに分かれています。
- 自社で展示会を開催したい方
- 展示会主催の方
- オンラインイベントを開催したい方
- 展示会ブースをVR化したい方
タイプを選ぶだけで、何が必要なのか案内してもらえる仕組み。
導入が簡単なので、「web関係が苦手」と敬遠していた方でも気軽に導入できます。
集客機能あり
集客のためのプランもあります。
例えばDM広告や交通広告の他に、SNS広告なども打ち出してもらうことができます。
自社のサービスにはどのアプローチ方法があっているのか、データを見ながら提案してもらうことも可能。
予算にもあわせてもらえるので、安心です。
おすすめ7.meet×meet
「meet×meet(ミーツ)」は、双方のコミュニケーションを大切にするプラットフォームです。
リアル感のある展示会を開催したい方におすすめです。
展示ブースは顔が見えて安心
展示会ブースは、顔がはっきり分かるようにアイコンを表示しています。
アイコンでどんな担当者か分かることによって、話しやすさを追求。
展示会場さながらの「人」を感じることができます。
また、ブースにアクセスしてアイコンをクリックすればすぐに商談が可能です。
商談までのステップを簡略化することで、契約のチャンスを増やすことができます。
来場者の行動をデータでチェックできる
来場者のデータを主催企業だけでなく、出展社もダッシュボードで確認できます。
今までのオフライン展示会では、アンケートなどを実施してやっと一部のデータを抽出できる状態でした。
自分で集計する手間もあり、データ抽出に時間がかかります。
meet×meetを利用すれば、行動データからイベントの成果を見ることが可能です。
データをすでにまとめてくれているので、早い段階から次のバーチャル展示会への行動を起こすことができます。
展示会の開催規模にあわせてプランを選べる
展示会の規模にあわせてプランを選ぶことが可能です。
【オンリープラン】
1,000人以下、自社イベントにおすすめ
【ベーシックプラン】
1万人以下、10社以下、小規模イベントにおすすめ
【ゴールドプラン】
5万人以下、50社以下、中規模イベントにおすすめ
【プレミアムプラン】
10万人以下、51〜100社、中規模から大規模イベントにおすすめ
規模にあわせて必要な機能がそろっています。
そのため、無理なく自社にあったプランを選ぶことができます。
詳しくは、「プラン・料金」をご覧ください。
徹底的に比較して納得できるバーチャル展示会プラットフォームを
今回は、バーチャル展示会のプラットフォームについて紹介しました。
バーチャル展示会とはオンライン上の展示会のこと。
オンライン上での会話はもちろん、動画コンテンツやウェビナーで商品をアピールすることができます。
バーチャル展示会は手軽に開催できる反面、オフラインのような直接的なアプローチは難しくなります。
プラットフォームの選択やアプローチの工夫をして、カバーしていきましょう。
今回紹介したバーチャル展示会プラットフォームは7つありました。
- V-MESSE
- そのまま展示会
- EventHubオンライン
- Virtual Event
- Virtual Experience
- ショウダンデス
- meet × meet
どのプラットフォームが自社にとって良いものか迷った場合は、今回紹介したおすすめプラットフォームを参考にしてみてください。
気になるバーチャル展示会プラットフォームには積極的に問い合わせをして、比較してから申込みをしましょう。
meet×meetについては、下記よりお気軽にお問い合わせください。