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【SXSW2018】『Ready Player One Experience』展示レポート  ~映画の中のVRの世界へ~

こんにちは、ビジュアルデザインの後藤です。先日、3月中旬にテキサス州オースティンで開催された大規模イベント『SXSW2018』に参加してきました! 

私が参加したインタラクティブ分野では、あらゆるところでスタートアップ企業のプレゼンや、マーケターやクリエイターの情報交換、交流が行われ、活気と熱気のあふれる非常に刺激的なイベントでした。そこで、今回から複数回に分けて、SXSW2018で行われたセッションやイベント、展示などについて、そのレポートをお送りしていきたいと思います。

さて、今回は、VRを題材にした映画『Ready Player One』のプロモーションとして行われた展示イベント『Ready Player One Experience』をレポートしたいと思います。

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この映画は3月末に全米公開が迫っており、SXSW2018の講演にも、監督のスティーヴン・スピルバーグが登場し、試写会が行われるなど、プロモーションが活発になっています。原作となった小説については、以前このBlogでも紹介しました。『Ready Player One Experience』はひとつの建物丸ごとが展示スペースとなっており、原作に出てくるバーやトレーラーハウス、VRゲームなどが、再現、展示されています。

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大変な人気で、長蛇の列ができていました。順番が来てチェックを通ると、リストバンドと手の甲へのスタンプが受け取れるのですが、こちらが入場券代わりになっています。

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バーでは80年代の音楽が流れ、懐かしの映画やゲームに登場するアイテムが再現、配置されているなど、80年代ポップカルチャーをテーマにしたこの映画の世界観が表現されています。原作ではVR内に存在するバーという設定なので、カラフルで非現実的な空間になっています。自分のオリジナルアバターを作成することが出来るコーナーも設置されていました。

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バーのステージ上では、80年代ポップカルチャーに関するクイズ大会も行われていました。これは、原作の主人公たちの間で流行っている遊びを模したもので、会場では参加者たちが己のギークっぷりを競い合っていました。

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スペースインベーダーやパックマンなど、往年のアーケードゲーム筐体も設置されています。実際に動作するので遊ぶこともできます。

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なんとバックトゥザフューチャーのデロリアンも展示されていました。映画に忠実に再現されています。その後ろにはマトリックスやブレードランナーを模したポスターが飾られています。

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バーの上階、ルーフテラスになっている2階には、主人公の住むトレーラーハウスが再現され、VRの体験スペースが設置されています。エネルギー危機により退廃した現実世界が舞台となっているので、バーとは対照的に、生活感や荒廃した世界観が表現されています。

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ここで体験できるVRは、ガントレットやブロック崩しを始めとしたアーケードゲームをVR化したもので、こちらも原作をイメージした内容になっています。まだ発売されていないデバイス、 HTC Vive Pro を使って体験することができます。

展示内容はいずれも細部まで見事に再現されており、関係者の並々ならぬこだわりが伝わってきます。日本での映画公開が楽しみですね。

 

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