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製造業がバーチャル展示会を開催するメリットと事例。開催方法も解説

コロナウイルスの終息が見えない中、展示会をオンラインで実施する「バーチャル展示会」に切り替える動きが活発になっています。

バーチャル展示会は、自社の製造技術やテクノロジーを深く知ってもらえる機会です。
自社製品を体験してもらうことで、新たな商談を獲得できる可能性もあります。

これまで開催された製造業のバーチャル展示会の事例を参考に、自社製品をアピールする新たな場所を獲得しましょう。

今回は、製造業がバーチャル展示会を開催するメリットや、実際に開催した事例について紹介します。

バーチャル展示会とは

image14バーチャル展示会とは、インターネット上で開催される展示会です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人が多く集まる展示会は開催が難しい状況です。

バーチャル展示会は人との接触を避けることができるため、需要が高まりつつあります。

バーチャル展示会のメリット

image8-2需要が高まっているバーチャル展示会。
従来の展示会と比べてどんなメリットがあるのでしょうか?

  • 開催費用が抑えられる
  • 来場者のデータを可視化できる
  • 時間や天候にしばられない

などが挙げられます。

メリット1.費用を抑えられる

1つ目のメリットは、費用を抑えられることです。

バーチャル展示会は、オフラインの展示会ほど会場費や出展費が発生しません。

開催費用を抑えられるため、コストの削減につながります。

メリット2.来場者数などのデータを正確に把握できる

2つ目のメリットは、来場者のデータを正確に把握できることです。

バーチャル展示会は、参加申し込みから来場、退場まですべてオンラインで完結します。

そのため、

  • 来訪目的や属性
  • 動画の視聴回数
  • コンテンツの滞在時間

などの来場者情報をWeb上で取得できます。

来場者データを可視化できるため、管理や分析が容易に。
ニーズに合わせた正確な情報提供が可能です。

この先の営業活動やマーケティングに大いに生かせます。

メリット3.時間や場所、天候にしばられない

3つ目のメリットは、時間や場所、天候にしばられず開催できることです。

オフラインの展示会は開催時間や場所が決まっているため、移動時間や交通費などが必要でした。
台風や大雨など悪天候の日は、中止になることもあります。

バーチャル展示会はインターネット上の開催のため、天候に左右されず世界中どこからでもアクセス可能です。

時間に制限を設けていない展示会は、開催期間中いつでも参加できます。

時間の自由度が高く、気軽に参加できるため、結果的に来場者数アップにもつながるでしょう。

製造業向けの合同バーチャル展示会が増えている

image10-2製造業もバーチャル展示会が増えている業種の1つです。
従来の展示会からバーチャル展示会に切り替わったものも少なくありません。

製造業向けのバーチャル展示会で、これまで開催されたものと開催予定のものを紹介します。

TECHNO-FRONTIERバーチャル展示会2020

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「TECHNO-FRONTIERバーチャル展示会2020」は、モータ/センサ/電源などの要素技術、製品設計に関する製品や技術の展示と、最新技術動向が学べるシンポジウムが同時開催されるショー&カンファレンスです。

INDUSTRY EXPO Virtual Exhibition

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「INDUSTRY EXPO Virtual Exhibition」は、365日24時間アクセス可能な世界最大級のバーチャル展示会。
「産業」を支える企業にスポットを当てた国際展示会です。

設計製造・AI・IoT・DXバーチャルオンライン展示会2020 冬

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「設計製造・AI・IoT・DXバーチャルオンライン展示会2020 冬」は、CAD/CAM/CAEや工作機械、AI、IoTなどをテーマとした、入場無料のバーチャル展示会。

2020年12月10日〜2021年2月28日に開催予定です。

製造業がバーチャル展示会を開催するメリット

image13製造業向けの合同バーチャル展示会が増えており、これから開催予定のものも多くあります。

製造業がバーチャル展示会を実施するメリットは何でしょうか?

  • 自社の製造技術を詳しく知ってもらえる
  • 新規の商談を獲得できる
  • 自社製品を体験してもらえる

上記を1つずつ解説します。

メリット1.製造技術やテクノロジーをわかりやすく説明できる

バーチャル展示会の最終的な目的は、新たな顧客の獲得です。
そのためには、自社の製造技術やテクノロジーを知ってもらう必要があります。

バーチャル展示会は、動画やコンテンツを細部まで作り込めるので、よりわかりやすく説明できるのがメリットです。

また、1度しっかりと作り込めば手直しをする程度で、別の展示会にも応用できます。

メリット2.新規の商談を獲得できる可能性がある

バーチャル展示会はオンライン上で開催するため、全国または海外のどこからでもアクセスが可能。
今まで会場に足を運ぶことがなかった人も参加しやすくなります。

集客の幅が広がり、新たな商談の機会を獲得できるかもしれません。

メリット3.自社製品を体験・アピールできる

自社の製品を体験してもらえるコンテンツを作ることで、自社製品や技術をアピールできます。

従来の展示会では

  • 混雑していて実際に体験できない
  • 1度見るだけでは技術や製品の良さがわからない

などの課題が生じてしまいます。

バーチャル展示会は好きな時間に何度でもアクセスしてもらえるので、その心配はありません。

製造業が自社でバーチャル展示会を開催した事例

自社でバーチャル展示会を開催する事例も増えています。
そこでここからは、代表的な企業のバーチャル展示会を紹介します。

ドイツの機械部品メーカー「イグス」

image2ドイツの機械部品メーカーのイグスは、出展予定だった産業機械の見本市「ハノーバーメッセ」が中止になったことを受け、自社サイトにバーチャル展示会を構築しました。

100点以上の製品を展示し、360度自由に会場を見ることが可能。

展示されている製品には説明ページへのリンクが貼ってあり、詳しい説明を閲覧できます。

自動車メーカー「ホンダ」

image4自動車メーカーのホンダは、モーターサイクルショーの開催中止を受け、自社サイトで「バーチャルモーターサイクルショー」を開催。
展示予定だったブースをWEB上にそのまま再現しました。

新たにスタートさせるレンタルバイク事業や新型車の発表など、注目ポイント目白押しの展示会です。

家電メーカー「パナソニック」

image12-1家電メーカーのパナソニックの社内分子であるコネクティッドソリューションズ社は、顧客との接点である「カスタマーエクスペリエンスセンター(CXC)」のバーチャル版を開設。

3D空間を進みながら、利用者の目に留まった場面で立ち止まると、説明を受けられます。

お客様との接点を維持し、利便性を改善することがねらいです。

「カスタマーエクスペリエンスセンター(CXC)」の概要については、「Customer Experience Center」をご参照ください。

工作機械大手「DMG森精機」

image11工作機械大手のDMG森精機は、生産拠点である三重県の伊賀事業所内ショールームをデジタルツインで再現。

4K画質のフルCG制作で機械、治具、工具、周辺装置などを展示しています。

製品情報やカタログ、関連動画などの閲覧が可能です。

電機メーカー「ブラザー販売株式会社」

image6ブラザー工業株式会社の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社は、オンライン展示会を実施。

  • 第1段:小売業・店舗向け
  • 第2段:製造業向け
  • 第3段:物流業向け

第1段〜第3段の業界別に開催し、製品紹介や商談、オンラインチャットなどを提供します。

製造業のバーチャル展示会の開催方法は2つ

image7-3製造業の会社がバーチャル展示会を開催する方法は、予算や目的に合わせて決めるのがおすすめです。

開催方法は、大きくわけると

  • バーチャル展示会に出展する
  • 自社でバーチャル展示会を開催する

の2つがあります。

バーチャル展示会に出展する

1つ目は、バーチャル展示会に出展する方法です。

これから開催されるバーチャル展示会は、期限内であれば出展社を募集しています。

  • バーチャル展示会を初めて開催する
  • 費用を抑えたい

上記のような企業は、出展社としてバーチャル展示会に参加するのがおすすめです。

自社でバーチャル展示会を開催する

2つ目は、自社でバーチャル展示会を開催する方法です。

自社イベントは開催期間やコンテンツ数などをすべて決められるため、自由度が高く、独自性を出しやすくなります。

問題点として、費用や準備期間が多くかかることや、集客が難しいことも。
ただしカスタマイズできる分、質の高いバーチャル展示会を開催できます。

バーチャル展示会の開催には「meet×meet(ミーツ)」がおすすめ

image1バーチャル展示会の開催には、プラットフォーム「meet×meet(ミーツ)」の利用がおすすめです。

「meet×meet(ミーツ)」は、合同バーチャル展示会・自主開催の展示会どちらにも対応。

  • 4つのプランから自社に合うものを選べ、低コストで始められる
  • 直感的な操作でわかりやすい
  • 来場者の行動データを確認できる
  • ウェビナーや社内イベントにも広く活用できる

などが特徴です。

プランなど詳しくは、公式ページをご参照ください。

まとめ:製造業もバーチャル展示会で新たな販路の獲得を

「バーチャル展示会 製造業」写真まとめ新型コロナウイルスの影響で、人が多く集まる従来の展示会は延期や中止が相次いでいます。

そんな状況の中、オンライン上で実施する「バーチャル展示会」が注目されています。

主な合同バーチャル展示会として、以下3つを紹介しました。

  • TECHNO-FRONTIERバーチャル展示会2020
  • INDUSTRY EXPO Virtual Exhibition
  • 設計製造・AI・IoT・DXバーチャルオンライン展示会2020 冬

自社でバーチャル展示会を開催した企業として紹介したのは、以下の5つです。

  • ドイツの機械部品メーカー「イグス」
  • 自動車メーカー「ホンダ」
  • 家電メーカー「パナソニック」
  • 工作機械大手「DMG森精機」
  • 電機メーカー「ブラザー販売株式会社」

開催方法は主に、

  • バーチャル展示会に出展する
  • 自社でバーチャル展示会を開催する

の2つとなっており、予算や目的に合わせて決めるのがおすすめです。

新たな顧客の獲得に向けて、バーチャル展示会の開催を考えてみてはいかがでしょうか?

meet×meetについて、詳しくは下記からお問い合わせください。

https://www.daishinsha-cd.jp/contact/

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