こんにちは。営業担当の田口です。
前回、「カスタマージャーニー」の活用をご紹介させていただきました。最終回となる今回は、全体を通じて取り組むときに大切なポイントを2点ご紹介させていただきます。
- 目次
1)思いついたことはとにかく書き出そう
前々回、前回とカスタマージャーニー作成を進める際に
・ステップ毎のタッチポイント・期待を洗い出す
・現在の実体験・困りごとを洗い出す
・課題を深掘りする
・課題に対するアイデア出しをする
という工程をご紹介しましたが、このときに重要なことは「思いついたことはとにかく書き出す」こと。私たちがワークショップを通じて作っていく際は、一人一人に大量の(!)付せんを配り、その都度書き出していくようにしています。きれいな言葉でなくでも、まとまっていなくてもいいんです!そのときに思った気持ちや出来事が「ユーザー視点」のヒントになるかもしれません。
2)否定はしない(自分の意見にも、参加者の意見にも)
これ、当たり前のようで意外と難しいかもしれません。ユーザーの気持ちになって取り組もうと思っても、いざアイデアを出すとなると、「とは言っても、どうやって実現するの…?」という葛藤が頭をよぎることも。「今(のリソース・技術・予算で)できること」からは新たなアイデアは生まれにくいもの。自分のも、参加者の意見も否定せず、まず受け入れることが大切です。
4回にわたりカスタマージャーニーの作り方やメリットについてご紹介させていただきました。皆様のお役に少しでも立てましたら嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
第1回 カスタマージャーニーを作るメリットとは?
第2回 カスタマージャーニーの作り方
第3回 完成したカスタマージャーニーの活用方法