DCD営業 大庭です。
「ブランディング」。最近、お客様よりご相談を頂く機会が増えてきました。ただ…「ブランディング」と一言で言っても、その言葉が表す意味は幅広く、課題はあれど、そのために何をすべきか、お客様自身も明確なイメージをお持ちではないことが多いです。
- コストの安い海外メーカーにシェアを奪われ、打開策を検討しなければならない
- 数年前に合併をしたが、両社間のシナジーが出ていないため、共通となる指針をつくりたい
- 数年前にビジョンを定め、社内認知啓蒙を行ったが、スタッフ内では、上位者が定めた標語程度の理解に留まっている
- 社名が知られていないのでもっと知らしめたい
- ビジョン、コンセプト、行動指針などいくつもあり整理されていない
- 中長期計画にて目指すべき姿を上位者にて定められ、そこに行きつく道筋を立てなければならないがどうしていいか分からず、困っている
などなど…しなければならないことが、「重く・大きい」ことは理解しているが、そもそものオーダーが抽象的すぎて、何から手を付ければよいか、おそらく実施すべきことは「ブランディング」なんだろう…。…気が重い。というお悩みを伺います。
当社が上記に対して、お手伝いさせて頂くことを3つのステップに分けてご紹介します。
- 目次
ステップ①
「現状とのGAP」と「お客様が望んでいることで、自社ができて、競合他社ができないこと」を見つけるお手伝いをさせて頂きます。
というのも、意外と自分たちが思っている会社のイメージや強み・弱みと、お客様からご評価頂いている自社の強み、直して欲しいところ、期待されているところが違っているケースが多いのです。
なので…、お客様に聞きます。徹底的に聞きます。どうやって聞くのか…。それがポイントなんですが…、そちらに関してご興味ある方はお問合せください。
ステップ②
結果を余すことなくお伝えします。
お客様の生の声、どころか、顕在化されていなかった、潜在的なイメージも分かりますので、うれしいこともあれば、当然耳をふさぎたくなるようなこともあります。それを、すべてお伝えさせて頂きます。
ステップ③
その結果に対して、今後どうするか、どうすべきかを一緒に考えさせて頂きます。
お客様よりご評価頂いている部分を、自分たちのアピールポイントとし、直してほしいと思われているところを会社としてどう直すか、今後目指すべき自分たちの会社はどうあるべきか…。お客様と自社が接する機会としてどのような接点があるのか、その接点で、良い体験をしてもらうには何を改善しないといけないのか…。
社員一人一人が参加し、自社のイメージを改善するために何をしなければならないか。「会議」ではなく、皆さまが自社のことを深く考え、目指すべき姿に関して話し合いをする場面を、建設的に、うまく進むように、今後の自分たちのすべきことに希望が描けるように、共有しやすいように、ファシリテートさせて頂きます。
ここまでくると、最初の取り組みはもう少しです。
- 目指すべき姿(ビジョン・コンセプト)
- 自社の強み(バリュー)
- 上記を形成する因子(キラーパス)
が見え、その姿をすべてのコンタクトポイントで、お客にお伝えし、共感してもらうには、会社として何をしないといけないか?(カスタマージャーニー)目指すべき姿に対して、社員一人一人がしないといけないことは何か?(カルチャーコード)などが、形になってきます。(数か月かかりますが…)
あとは、数年がかりとなりますが、目指すべき姿に対して、社員一人一人、各々ができることを、実施し、共有し継続化して頂く。(インナーブランディング)目指すべき姿に対して、自分たちがすべきことに取り組みながら成果を「外」に発信する。(アウターブランディング)を行いながら、お客様から「なんか、変わったね!?」と言われるようになるまで、邁進することになります。
私のお客様では、取り組みから2年目に、業界内で有力なポータルサイトの編集長より、「○○社が最近変わった!おもしろい取り組みをしている!!」とブログで紹介されるようになりました。
ブランディングはロゴを作ることでも、標語を作ることでも、ましてやそれを社員に押し付けることでもなく、社員一人一人が納得して、変わる・変われる機会を作ることかもしれません。